2002年2月16日夜10時、空は満天の星空。ここはカナダのユーコン準州・ホワイトホース郊外のホテル「インオンザレイク」、気温はマイナス20度。
インオンザレイクへは、昨年に次いで今回2度目の訪問となった。今回は昨年の下見を踏まえて、総勢17名でここインオンザレイクへ押しかけたのだった。
おかげでこの小さなホテルは、全室われわれの貸切状態となり、今までにない気楽なオーロラ観測ツアーとなった。期待していた観測初日(2月15日)は空は晴れていたが、肝心のオーロラが出現しなかった。
そして観測2日目の今日、一行の期待と不安が入り混じる中、巨大オーロラがほぼ全天を覆い尽くすこになる。夕食を終えた僕は、午後9時30分頃にオーロラ観測の準備をはじめた。徐々にオーロラ撮影のための機材を外に出し、セッティングを開始したのだった。
インオンザレイクでのオーロラ観察は、すぐ目の前にある広大なマーシュ湖の上で行うことになる。冬場のマーシュ湖は湖面が厚さ約60センチの氷で覆われるため、湖の上を自由に行き来できるのである。
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