| 3月、今年もリオのカーニバルの季節がやってきた。おりしも今年はブラジル建国500周年とミレニアムが重なり、リオは例年にも増して盛り上がりを見せていた。口の悪い人はリオのカーニバルのことを「ブラジルのねぶた祭り」と称するが、ねぶた祭りには悪いが規模が違いすぎる。こちらは世界中から観光客やVIPがやってくるのである。
さらに観光客を狙った泥棒も世界中から集結し、当然治安も悪化する。今年もリオ市内にあるメリディアンホテルに泊まっていた日本人が、部屋に備え付けられていたセフティボックスごと盗まれるという被害にあった。いやはやここまでくると防ぎようが無い。幸いパスポートはごみ箱に捨てられていたそうだ。
しかし危険だからと言って、リオのカーニバルを見ないのはもったいない。「カーニバルを見ないのは、人生を半分あきらめたようだ」と、ブラジル人が口をそろえて言うように、その価値はこれらのマイナス面を差し引いても余りありすぎる。 |